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- 2017.01.14 Saturday
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まずリモコンと分解道具
プラスティックのはめ込み構造に加えて両側面に比較的ソフトな化粧モールがはまっているので、その隙間を探るためにポリカの板を切り出します。ポリカ板はメモリーのパッキングで使われている化粧箱を使いましたが、手ごろな厚さと大きさで切り出せればペットボトルでもなんでも良いです。
そして、作業の前に電池BOXを開いて電池と電池の両脇と下に見える固定ネジを3個外しておきます。
表に戻りこんな感じで切り出したポリカ板を分解用の冶具として使います。
化粧モールは分解後の写真で判るように何箇所か内部の挿し込みに嵌っているので、その間を探れば写真のように突き抜ける形で差し込めます。ポリカ板の先端は板厚方向で斜めにカットすると差し込み易いです。
リモコン本体の上下面ははめ込みとネジ固定ですが、両脇の化粧モールが密着していて本体のはめ込みを外すためのプラ板がうまく差し込めません。そこで化粧モールを痛めずに最小限隙間を作るためのポリカ板を先に入れるのです。
差し込んだポリカ板と本体の間に、本体のはめ込みを外すためのプラ板を挿し込んで隙間をこじってパキパキと外しながら移動します。プラ板は接着剤に付属したヘラでやりました。
2017/1/14追記
↑写真で白いヘラを差し込んでいるのは銀色モールで隠れている黒い本体ケースの上面と下面との間の合わせ目です。ここで外すのはモールではなくあくまで本体の合わせ目で、そこを広げて外していきました。本体下端の合わせ目等にマイナスドライバーを差し込む事が困難で外観への傷付けや勢い余っての怪我を避けるために、周囲のモールに隠れた合わせ目から外している写真です。
文章が判りにくかったようでご指摘を頂きましたので追記しました。
外し始めるスタート地点はリモコンの下部から進めていきましたので上の写真は右側が既に外れて浮いている処です。
こんな感じで分離ですが最初はかなり力が要りました。
写真は化粧モールが付いたままなので各8箇所の固定位置が判ると思います。その部分を避けてポリカ板を入れました。
ボタンのゴムの洗浄と基板接点のクリーニングで回復処置。
以上、このリモコンの傷を付けない分解方法でした。
化粧板の上に引き上げる感覚をつかめば、から割りできました。が、つめ1個損傷でした、ポリカ板は便利ですか。僕は針とマイクロドライバー(-)を使用しました。
そうですね、化粧板の引き上げというか引き剥がし?方がポイントだと思いますが、とにかくバラさせないで買い換えさせる強い意図を感じる構造です。耐久性があるならともかくボタンの接点は全く弱いので呆れますね。
ポリカはヘラを差し込むためのガイド代わりに使ったのですが、構造が判ってしまうと使わなくても出来るかもしれません。
手順に従って作業しましたが無事修理完了しました。
原因はスイッチの導電ゴムに油脂がベッタリ着いていて導電不良でした。台所仕事のついでに使っていたからでしょう。
ボタンの導電部の抵抗値が非常に大きくなっていたのでアルミ箔を貼り付けました。
情報有難うございました。
ボタン裏の導電体はホント耐久性が無いですよね。
以前別のリモコンでしたが同様にアルミ箔を張ったことがあるのですが、それが数カ月後に剥がれて接触しっぱなしになった事があります。
仕方ないのでしょうけど90年代のリモコンよりも明らかに耐久性が手抜きの素材ですよね。
こちらのページのおかげで無事分解出来ました、本当に助かりました、ありがとうございます。
リモコンボタンの導電ゴム部分は寒くなると余計に接触抵抗が悪化するようで反応が悪くなりますね。
なので冬場はリモコンの分解に関するキーワードで来る方が大変多いです。
ねじ(3本)を外した後、最初に上下の黒いカバーをかなり堅いですが隙間に時計ドライバー(ー)等を押し込んで開けるとモールは無傷で外れます。
いよいよ反応が悪くなって修理をしようとしたのですが、から割できずに困っていました。
おかげさまで無事修理できました。ありがとうございます。
原因は電導ゴムと基板がベタベタになっていました。
分解にポリカ板を差込み隙間を作るのがポイントですね。
時計の裏蓋を開けるコジ開けツール(大きな百円ショップで売っています)でバキバキと簡単に開きました。
ゴムと基盤のあいだのベタベタは皆さんと同じです。物をこぼしたのは数年前に一度きり(のはず)で、何冬も越えていたのでちょっと不思議。酸化などで変質して抵抗が上がった?
他のページも拝見しました。知識と経験と技術を生かせる事業が再開できるといいですね。
返信できなかた方もありがとうございます。
リモコンの導電ゴムは吸湿劣化なのでしょうか。ベタつきは水をこぼして無くとも起きますね。そして冬になると(温度が下がると)余計に抵抗値が増すようです。
リモコンそのものを暖かいコタツの中に入れる等すると接触が敏感に戻るので(電池電圧の問題じゃない感じ)、ボタン部分の材質コストダウンしている影響でしょうか。
新たな情報をまとめる時間が無いので私のその後です。
クリーニングで効かない状態にまで悪化した後は
導電ゴム部分にアルミ箔を貼ったりしました(剥がれて連打のオチが(笑))。
結局クリアファイルを利用してシート2枚重ねを基盤形状に切り抜いて、一方の接点位置に穴を、その穴の位置の上のシートにアルミ箔を貼り、キーボードのメンブレンスイッチ構造を作って恒久対策しました。
買い直してもすぐ再発すると判ってるので、買い替えしたくなくて意地張って改造しました^^;